今日は、オープンチャット検証会で
私(ユープラNo.207)の検証をしていただいた。
やはり1階の採光がダメなのだという判断。
しかし、ランク4(重大な不適合)ではなく、「減点要素」という見解が多いようだった。
採光補正係数や、ランク1がどうかとかではないという話をいただいたが
そうすると、開口有効採光面積はクリアしている。
(窓の面積12*1.8/デイルーム84>=1/7)
(窓の面積3*1.8/宿17.5>=1/7)
(窓の面積7*1.8/共同生活室63>=1/7)
【検証メンバーからの意見】
大減点の要素
・1階居宅サービスの採光(デイルーム)
・1階デイルームの食事搬入動線
→調理室と地域交流スペースを入れ替えて、搬入動線を確保できそう
(汚物処理室への管理動線も確保できそう)
小減点、アドバイス、他メモ
・利用者階段と訪問介護スタッフルームを反転
・機械浴室が入りずらそう
・受水槽室に搬入口があると良い(留意事項(6)より)
・浴室が無窓、相談室、医務室も無窓。
・いずれも有窓無窓の「居室扱い」は、資格学校によって見解が異なるので、試験元的にも減点要素にはならないのではないか。
・車路幅3mはきつい
・居宅サービス1階で合格プランは今のところ0案
記述
・(3)デイルームに腰壁があることになっていて、採光がより厳しい。
・(5)がRC造なのか鉄骨造なのか判らない。
考察(オリジナル)
・どう足掻いても、やはり居宅サービス1階にした事が、いや、そもそも配置計画で無理やり建物を大きくした事が、不合格に繋がったのでは。
・総合的に「法令の重大な不適合等、その他設計条件を著しく逸脱」していた。
・解き直しで、南東のへりあきを3mとし、意図的に居宅サービスを2階にした場合、どのようなプランを進めるのかを検証してみよう。
検証会メンバーの皆様、ありがとうございました。
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本日の学び、所感
・【ユニット+ケア】で初めて【ユニットケア】の機能(イチケンさんのお言葉)
・居住施設(各ユニット)と居宅サービスのゾーニングが明快か
・今回の試験でいう「ゾーニングの明快さ」は、各ゾーンが区切られ「利用者属性により独立性が保たれていること」ではないか?
・かつ管理者(スタッフ)の「ケア」をするための拠点となる「スタッフルーム」の使い勝手に支障がないか
・職員用便所は孤立し利用者へ向けるのではなく、スタッフルームとまとめると良い
・場と動線を分ける(基本)
・外構表現必須の資格学校もあり
・要求面積は満たす
《必殺技》
・記述で先頭行を印字の終わりに揃えると文字数稼げる
・PSは単線でも合格できる
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今後の検証ポイントまとめ(オリジナル)
・対象となる図面を事前に確認。
・パッと見、怪しいところのみ法適合計算、確認
・ざっとゾーニングのチェック
・計画の要点(2)と平面プランとの整合性
・検証時は、メンバーの意見を一通り確認してから発言する
・メンバーの意見を見て気になったところをメモる
・ブログにまとめる(ネタバレに気を付ける)
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明日も19時から。
どのみち引き籠りなので
家事と明日分の検証準備をしていたら
なんだかんだで
すぐに一日終わってしまうのだろうなぁ・・
では。