人様のエスキスをどうこう言う前に、
自分のエスキスどうなんだって、話で。
今日は、令和2年 後半戦通信添削課題の
エスキスを振り返った。
※各課題について振り返っているので長文です※
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最初に何パターンか作成した
アプローチとゾーニング(以下、APZ)と
図面として仕上げたアウトプットプラン(以下、OP)の
違いを見ていく。
シンプル図(機能図、以下、S図)との関係性にも注目。
■第1課題
早速アップしていないAPZが最終OPになっている。
最終OPは、模範解答とは同じAPZ。
└最初のAPZの作り方に問題があるのでは。
どこで変わったか?コマプランを始めて3つ目。
吹抜け、デイサービス用EV位置から、
2階のデイサービス部門のボリュームが入らなく、
大空間が東西反転し、それに伴い、管理部門も反転。
パターン出しが無数に出てこないか?
└否、似たようなAPZが多い。
└超王道パターンは、どれか?を意識するともう少し絞れるのでは。
■第2課題
パターン3のAPZがそのまま最終OPとなっている。
S図も反映されている。
模範解答とも類似。良さそう。
でもなぜかむちゃくちゃ手こずっている。
建物切り欠き方向の再検討をしている。
結局の切り欠き方向に最初に落ち着いたが、
なぜ迷ったのか?庭の位置とコアの位置でむちゃくちゃ動いている。
└最初に決めたAPZで進めるという意思がない。=枝葉を見ている?!
どこか一つが気になって、それに合わせてごちゃごちゃしている。。😨
■第3課題
パターン3のAPZを採用してそのまま最終OPと導いているが
実はこの課題で、道路斜線に抵触している。
そのため、解き直しの正しいAPZとしては、パターン2になる。
APZを改めて見ると、S図が反映されていない。
S図を見ると、そもそも屋外施設(屋上庭園と屋上テラス)が反映されていない。
(めっちゃ問題ありやん💦)
そして、改めて敷地図を見返してみると、パターン3のAPZあり得ない・・。
最初のAPを蔑ろにしすぎだ。
■第4課題
プログラム図を書くのをやめたエスキスVer.5。
APZのパターンだしは、基準階に慣れてきたのもあり、1階のみ。(ゾーニングタイプは危険。)
S図の反映も不十分。
しかし、パターン1でそのまま最終OP。
シンプルにまとまっている。模範解答とも類似のAPZ。
特筆すべきことはなし。(味を占めた・・?)
■第5課題
この課題(エスキスVer.5’)でもAPZのパターン出しは1階のみ。
S図の反映はいまいち(細かく反映はされていない)
基準階型。パターン2のAPZで進めている。
コマプランで基準階を考えるにあたり、管理が南から北にズレている。
└王道がわかっていない。そもそも管理コアを南には置きにくい。
■模試
実は、すごくすんなり入ってきた課題。
講習会でもプランを紹介された。
パターン1でそのまま進んで最終OPまで反映されているが、APZでのコア位置の検討が甘い。(階段を忘れるという失態を犯した)(無理くり1/400で納めた)
S図はしっかり書き込まれている。
自然とAPZに反映されている感じ。
模範解答と類似。はぁ、このまま本試験をすぐに迎えたかった。
エスキスも安定してきて、良い感じだったなぁ。
ダメダメ、課題によって合う合わないと言うのは、やらない。
どんな課題でも同じように可もなく不可もなくできるようにしないと。
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ここで見えてきたのは、
エスキス中に、ある部分が気になってしまい、
いきなり方向転換したり
APZの検討が甘かったり
ここで言うAPZの検討とは、パターンをいくつも出すのではなく、最適なAPZを導き出すための検討が甘いという意味。
改めてわかることがあった。
癖ってすごく出ていたのだな。
課題を通じてエスキスを振り返るの、お勧めです。
明日と明後日で
令和元年と令和2年の本試験エスキスを
振り返ろう🔥
では。