ランクⅣ対策。今月のテーマ。
絶対回避。
ランクⅣとは、設計条件及び要求図書に対する重大な不適合に該当するもの。
設計条件及び要求図書に対する重大な不適合とは。
①「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、「計画の要点等が完成されていないも の」又は「面積表が完成されていないもの」
②地上X階建てでないもの
③図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
④建築面積が 敷地面積の建ぺい率 XXXX㎡を超えているもの
⑤床面積の合計が XXXX ㎡以上、XXXX ㎡以下でないもの
⑥次の要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの
<要求室表、要求図書、屋外施設等による>
⑦法令の重大な不適合等、その他設計条件を著しく逸脱しているもの
→法令への重大な不適合:「延焼のおそれのある部分の位置(延焼ライン)と防火設備の設 置」、「道路高さ制限」や「直通階段に至る重複区間の長さ」等
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ランクⅣ回避のタイミング
①「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、「計画の要点等が完成されていないも の」又は「面積表が完成されていないもの」
→これはタイムマネジメントによる。絶対にいずれも完成させる。
エスキス2時間、チェック0.5時間、計画の要点等1時間、
作図2.5時間、最終チェック0.5時間。
②地上X階建てでないもの
→読み取り時にアンダーライン
条件整理 立体ゾーニングでも書く
③図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
→作図時、作図後のチェック。
④建築面積が 敷地面積の建ぺい率 XXXX㎡を超えているもの
→条件整理立体ゾーニングで計算し、コマ数を書く。
バイコマ時に面積計算してチェック。
読み取りの時に書かない。(勝手にこの課題はどうだこうだと要らぬ憶測してしまう可能性あり)
⑤床面積の合計が XXXX ㎡以上、XXXX ㎡以下でないもの
→条件整理立体ゾーニングで計算し、コマ数を書く。
バイコマ時に面積計算してチェック。
⑥次の要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの
→バイコマ後、作図前に面積表に面積を書き込むことで漏れを防止。
(この方法は引き続き実施。)
作図前に「書け」を黄色マーカー
作図時に消しこみながら書く。
⑦法令の重大な不適合等、その他設計条件を著しく逸脱しているもの
「延焼のおそれのある部分の位置(延焼ライン)と防火設備の設置」
→条件整理後、ウツワ前に延焼ラインがかかる隣地境界線に○、道路は中心線を引き何m敷地内にかかるかを書く。ウツワの計画大事。
→防火設備は、作図チェック。エスキスに反映する。指差し確認。
「道路高さ制限」
→これもウツワの時に検討する。
「直通階段に至る重複区間の長さ」等
→2直は、バイコマ時に検討。
あとは作図チェック。面斜延断避(歩階移内)。
絶対にどこかにミスがあると、死ぬ気でチェックする。
課題でも法規絶対にクリアする!!!!!!🔥
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次回のランクⅣ対策②は、
法令集を片手に!
では。