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【製図】落としどころと優先順位(#イチケン製図トーク10_R06.04.06)

表題の「落としどころと優先順位」について

一級建築士の設計製図試験では、設計条件の整理後にプランニングをしていきますが、空間構成四要素の各要素と法規のせめぎ合いがあって、設計条件や建物用途から優先順位を決めて落としどころをつけてバランスをとりながら仕上げていきます。

このことについて私なりに具体的に言語化していきたいと思います。

※本ブログの内容は、全て私個人の見解です。
 一部の内容は、Xスペースの#イチケン製図トーク10(R06.04.06)と重複します。
 トーク後に加筆修正する場合があります。

[参考]空間構成四要素とは? → 過去の試験問題等 一級建築士試験「設計製図の試験」合格基準等について 採点のポイント (1)空間構成 に記されている①〜④の四要素のこと。

目次

落としどころ

まず、ここでいう「落としどころ」は、条件に沿ってバランスの取れた計画を時間内に作成するために、死守するところと諦めるところの決着をつける…”プランニングの着地点”というような感じです。

諦めるというのは語弊があるかもしれませんが、
例えば配置計画を理想的な100点にしたい。立体構成も理想的な100点にしたい。でも二つの要素を合わせて100点しか使えない。
となった時に、
配置計画は、条件で周辺環境から求められていることが多いので70点の計画
立体構成は自分の理想からすると微妙だけど減点要素がないから妥協して30点の計画
と配分する、というような感じでしょうか。

自分のイメージした「こうしたい」の点数が高ければ高いほど、しかも、それが試験元が求めているところと関係のない部分で出てしまうと、
よりプランニングが難しくなったり時間がかかってしまったりするのだと思います。

最初から割り切って、100点ある分を、試験元の要求を読み込み、どのように分配できるかという逆算する形が取れる方は「合格しやすいプラン」の作成が早いのかもしれません。

 

優先順位

ざっくり解説

続いて、優先順位ですが、前述の死守するところと諦めるところ・・先ほどの例の立体構成よりも配置計画を重視する、というのが優先順位にあたります。

例えでは点数の配分にしましたが、どちらに重きを置いて先に考えるか…ということも優先順位と言えると思います。

具体的に例えると
・屋上庭園の向きについて指定はないが南に向けたい
・指定はないがエントランスと車椅子駐車場を近づけたい
この二つをどちらも成立することは難しいとします。
建物用途にもよりますが、公共施設や実例建物からこの二つは後者の配置計画を優先すべきです。
もし建物用途や、条件に何らかの文言が含まれていたら、より優先度は明確になるでしょう。

令和3年の集合住宅や4年の事務所ビルなんかでも、似たようなせめぎ合いが生まれたと思います。

 

具体的な解説(合格事例)

私の令和3年の集合住宅について解説できればと思います。
 参考:https://hlefyt.hatenadiary.org/entry/2021/10/17/195137#1209-プランニング

 

 本試験のエスキス 思考アウトプット付きエスキス)の真ん中左上部分を見ていただきたいのですが、
住戸の配列は、最初、I型から考えています。
それが、L型になって、最終的にはツインコリダになりました。
その時の思考を掘り下げていきます。

 

R03本試験のポイント

まず私は、以下の試験元から求められた採点のポイントとなる空間構成四要素について、それぞれを満たすためのプランを作成するように考えていました。

配置計画:駐車場の位置、住戸と店舗のアプローチの取り方
ゾーニング動線計画:住戸とテナントの動線を分けること・プライバシーを確保すること
要求室等の計画:2階と基準階(3〜5階)の構成(I型・L型・ツインコ)、床面積(戸数指定がない)
立体構成:屋上庭園と共用室の位置、東西両側にある道路斜線をクリアしたプラン。

条件整理後のプランニング

プランニングでは、まず、住戸の配置パターンから考えました。
「住戸を南に向けたい」「向けるのが王道」だからI型からプランニングをし始めました。
ですが、I型は、コアを下ろした時に1階のゾーン・配置があり、うまいこと住宅部門のゾーン内に降ろせず、1階の計画に影響を及ぼしたのです。

また、2階・3階の住戸のタイプが異なり大きさが異なるので、綺麗に収まる方はI型よりもL型でした。

この住戸の配置パターンの計画は、空間構成の「要求室等の計画」や「立体構成」に影響するという認識を持っていました。

優先順位と選択

私は、要求室等の計画に当たる住戸の計画の優先度(全住戸南向き)を下げ、配置計画・ゾーニング動線計画(アプローチ〜1階EVの位置)・立体構成(綺麗に納まる安定した構造)を優先しました。

詳細を述べていきます。

コマプラン作成時に住戸の配置パターンをL型で行こうとしましたが、実際にバイコマで入れてみると、バルコニーが道路斜線に干渉する事が判明。

ここで、ツインコリダにすることに決めました。時間がない中、優先順位は、「住戸配置のL型を貫く」よりも「検討した斜線・ウツワ(ウツワ:建築物の外形、以下同様。)ゾーニングから決めた配置及び1階の計画を死守する」ことを選んだのです。

L型からツインコにしても、エレベーターの位置をほぼ変えずにプランニングできることは、コマプランで確認済みでした。

1階については、「テナント部門は外部から利用しやすい計画とするとともに、住宅部門との動線やプライバシーに配慮した計画とする。」という条件、敷地図の「駅」や道路幅の表記により
ファサード検討から住戸・テナントのアプローチ(駐車場の配置含む)〜ゾーニングを決定していました。

一方、住戸配置については、「どちらの方角にバルコニーを向けなさい」という条件はありません。
もちろん、南側にLD(リビング・ダイニング)を向けれれば一日を通して明るい空間になるでしょう。しかし、「南に向けること」とは書いておらず、「各住戸の居室は、通風・採光・遮音等、よりよい住環境を考慮した計画とする」と抽象的な文言しかありません。

上下階のプランを行ったり来たりしながら検討を進め、そして、優先すべきは、L型の住戸配置よりも配置及び1階のプランとして落としどころをつけたことが伝わりますでしょうか。

 

具体例その2

空間構成を優先して、室内の空間を後回しにする・・というタイムマネジメント、作図手順(戦略)も、製図試験の中で言うと、落としどころと優先順位に関わってくると思います。

これは、プランニングをする際に、普通の手順といえば普通のことですが、のめり込んでいると案外抜けてしまうんですよね。

また私の令和3年の集合住宅の事例ですが、
学習塾について、学習塾内のレイアウト(・・30m2程度の教室の4室以上の配置、60m2以上の放課後学習室の配置、受付及び事務室の配置)をコマプランやバイコマプランで考えず、最後に作図時に配置を考えながら書いていきました。これは、「室や空間があればいい」という考えだからです。ここに費やす時間は無いのです。

住戸内のプランも同様です。本試験では、この部分に割く時間を極限に減らすために実例の勉強をしますし、パーツ練習をします。

この内容については、事務所ビルにも、図書館にも共通します。

細かい部分・・住戸内のプランや学習塾内のプランでは、勝負は決まりません。

建物の大枠(骨格)に影響を及ぼす部分ではないからです。この点については、合格基準等の「採点のポイント」で明らかにされています。どこにも住戸内の計画、学習塾内のプランとは記載ありません。(参考:令和5年度一級建築士試験「設計製図の試験」合格基準等について

 

誤った優先順位(不合格事例)

ここまで成功例の話をしていますが、私が不合格だった時の誤った優先順位についてお話ししておこうと思います。

令和元年12月 美術館の分館(ランク3)

再現図 → やまなみ令和元年12月再現答案(ランク3)/下書用紙エスキス)

◾️自分が優先したこと

立体構成:屋上庭園を南に向ける。

ゾーニング動線計画:多目的ホールを1階にする。展示は2階にまとめる。

◾️優先順位を下げたこと(妥協、まぁこれでいいか・・としたこと)

配置計画:車椅子利用者駐車場の位置

要求室等の計画・立体構成:全体の建物のバランス(2階がキツキツ、3階が屋根だらけ)

◾️本来優先すべきこと

配置計画:オープンスペースの計画や車椅子利用者駐車場の計画(移動等円滑化経路)

要求室等の計画・立体構成:建物のバランス

 

補足

自分が優先したことについて「こうしたい」と言う欲や「こういう空間・建物が素敵」と言うイメージ(屋上庭園を南にして南側のファサードを揃えたい。1階に多目的ホールを置きたい(公園やオープンスペースと繋げたい※設計条件にはない)、アトリエ関連諸室は2階にまとめたい、カフェは公園眺望を南・西の両方で取りたい※設計条件に両方と記載はないが前に出てしまって、そのしたいことに合わせて周りを合わせていく(ウツワの大きさ(切り欠き部分)やボリュームバランス、アプローチの位置や駐車場の計画、多目的ホール・ホワイエの位置、コアの位置(ゾーニング動線)・・)部分から全体を作るようなプランニングをしていました。

通常のプランニング手順と真逆のことを、本試験ではしたのです。敷地消失現象・・と言ったりもしています。
先ほどの令和3年の合格事例とは逆で、一方通行のプランニングです。
優先順位が採点のポイントに沿っておらず、誤った方向でプランが着地してしまっています(落としどころをつけてしまいました)。

公共施設らしからぬ、本当に使いにくそうな建物になっています。

本来優先すべきことに記載した、全体の建物のバランス(全体的なゾーニング(特に1階の共用部門)、2階がキツキツ(共用部分(EVや吹抜け)の人溜まり(ホール)の空間がない)、3階が屋根だらけ、)については、条件として明確に求められているわけではなく、一般的なゾーニングやボリュームの計画(建築常識というやつでしょうか)になります。

配置計画についても「南・西の両側にカフェ・テラス、その上に屋上庭園を計画したい・・から導き出したウツワの形(切り欠き)に合わせた駐車場の配置」「この計画でいい」と誤った判断をしていました。

”普通はそんな勿体無い無駄の多い使い方しないよね、通路や駐車場の空間をまとめて取ればその部分は豊かにできるし(標準解答例①)バラバラに配置すればメリハリのない(そして法令(移動等円滑化経路)を守れない)計画になるよね。”

恐ろしいことに、この「普通」の感覚が本試験では消えてしまいます・・。

令和2年 高齢者介護施設(ランク4)

再現図 → やまなみ令和2年再現答案(ランク4)/下書用紙エスキス)

◾️自分が優先したこと

ゾーニング動線計画:居宅サービス部門を1階にまとめる

◾️優先順位を下げたこと

要求室等の計画・立体構成:全体の建物のバランス(1階・配置がキツキツ、3階の屋根部分が多い)

◾️本来優先すべきこと

配置計画:採光を確保するために建物ウツワの配置を計画(居室が来る東・西・南側のヘリアキを確保する)

→自然と取れるウツワの大きさから居宅サービス部門は1階には計画できず、2階に上がってくる。3階に屋根はできない。

 

補足

令和2年は、上記の内容(採光)だけが不合格要因ではありません。条件整理ができておらず、そもそもプランニング手順がメチャクチャでした。(令和元年12月試験にも言えたことですが。。)

 

令和元年12月・令和2年の不合格事例の2つとも、法令違反をしています。(令和元年12月:移動等円滑化経路が取れていない、令和2年:採光が取れていない)

そもそものウツワの考え方が誤っていました。

当たり前のことですが、関係法令を抑えた上で、ウツワ・ボリュームの計画をしないといけません。

ただ、それがどうしてもプランニングしていくうちに、最初に検討・想定したラインから崩れる時があります。その時は、その計画で可能かを、かかってくる関係法令と相談しないといけません。

再度、確認すべき箇所なのに、その確認を怠ってしまう、その余裕が無くなってしまうのが本試験です。だからこそ、行ったり来たりして法令関係を含む与条件を満たすための検討ができるエスキスの確立や、優先順位を見誤らないために採点のポイントを整理しておくことが重要なのです。

ちなみに・・条件整理シートは、条件整理をしてからプランニングをしていく流れを徹底できるので、令和元年12月のように、部分的な箇所からプランをしていく癖を改善できました。

また少し蛇足ですが、令和2年は、何かに影響を受けたのか「エスキスを半分しか使わない」ということに妙なこだわりを持っていました。
半分しか使わないことが美徳のように勘違いしていました。
あくまでも、エスキス・下書用紙は、自分が合格するために本試験時に条件整理を行い合格できる(不合格にならない)プランを導き出すツールであること、そういった根本的で大事な存在意義を忘れてしまっていました。これは、長年受験していた弊害だと思っています。

 

まとめ

ちょっと寄り道が多かったですが、具体的な私の本試験を例にした解説は以上になります。

問題用紙を読み、条件整理してから実際にプランニングする際に、優先すべき内容の判断について、また、落としどころの付け方(プランニングの着地点)について、少しでも理解いただけましたでしょうか。

優先順位を高くするべき内容=試験元が求めている内容は、その求める分だけ、問題用紙に、何度も同じような文言が出てくるように丁寧に説明され、示されています。(熱量があるとも言えますでしょうか)

 

一級建築士の設計製図の試験では、問題用紙から試験元が求めていることを適切に見極めて、時間内に設計して作図して答えられるか?が問われています。

今一度、合格基準を振り返ると、ランク1は、

「知識及び技能」を有するもの

であり、

知識及び技能とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」

であります。(参考:令和5年度一級建築士試験「設計製図の試験」合格基準等について

”総括的な技能”・・時間内にまとめ上げる力が問われているとも読めると思います。

落としどころと優先順位について述べてきましたが、タイムマネジメント然り、プランニング然り、多くの要求事項に対して適切にまとめるための読解力や判断力というのが合格に直結してくると思いますが、それは実務でも責任がかかってくるところです。

一級建築士として総括的に適切に判断する力を試されているのです。

改めて、「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」とは何か?考えてみても良いかもしれません。

 

参考:ランク1〜4について考える

gyazo.com

 

長くなりましたが、最後までおつきあいいただきありがとうございました。

質問はX(Twitter)のDMへお願いします。
返信にお時間かかることがありますのでご了承ください。

 

一級建築士を志す皆さまを心より応援しております。

 

やまなみ

初受験時代の自分に掛ける言葉 H29年設計製図試験のこと #イチケン製図トーク10

 

ご無沙汰しております。

やまなみです。

 

2023年7月15日(土)に、イチケン製図トーク10にゲスト出演させていただきました!

 

そこでお話しした内容をブログでも紹介します🌟  補足・追記をしているので一部お話ししていない内容を含みます。

 

 

H29年 初受験のこと

本試験のこと
  • 驚いたことは、敷地図が下書用紙にあったこと。
  • 読み取りはできた。北側には客室を設けなかった。当たり前レベルで。
    木々の切り開きには気が付かなかったけど・・
  • 初出の「コンセプトルーム」の計画が楽しくなってしまった。そんなどうでもいいところにこだわって、チェック時間ゼロ。
  • 基本がわかっていないなーとパッと見てわかる図面。
  • 「これでいいだろう」と自分の計画を正当化しまくりの図面。(知識がないから違和感はあれどダメである判断もできず)
  • 補足図は2つとも白紙だし、とにかく試験元に対して高慢な受験生だった。
本試験の結果

ランク2だった。この年は、北側に客室を向けた受験生が一定数いて、ランク3のふるい分けから逃れただけだった。

空間構成NG(管理部門の先に共用部門の部屋があったり、部門が上下でテレコになっていて宿泊部門を2フロアに分けたが動線交差など、ゾーニングが全然なっていない。)、重複距離もアウト。

 

H29年の自分へ伝えたいこと

当時どんな受験生だった・・?
  • 初受験なので、作図手順から勉強。エスキスがわからない、何をどうしたらいいかわからない。辛い思い出→Tweet
  • その中でも、なんとか6.5時間で完成できるように仕上げていった。
  • 時間内に終わらすのが精一杯。当時の仕事は現場監督で、朝は早く残業もあり休みは週一。でも学校に通って偉い👏と思っていた。(※宿題はできていない。)
  • 二級建築士はストレート合格した。追い込めばいけるだろうという思い込み、思い上がりもあった。
  • ただただ態度だけがでかい・・。
そんなH29年の自分にかける言葉・・
  • 本試験を舐めるな!考えが甘い!そんなんじゃ合格できない!とかいっても逆効果。
  • 当時の自分は、他の受験生や合格者の話に聞く耳を持たないのだろうなと思う。
  • それは、試験の全容や真相を知らないから。(※実際には教えてもらったかもしれないが思い出せないほど理解ができていなかった)
  • 自分が「できるだろう」という勘違いを辞めさせたい。

だからきっと、頭ごなしにできないことを責めるのではなく、「試験元の求めていること知っている?」と問いかける。

そのように聞かれたら、答えられないし、答えたとしても的外れなことを答えていたと思う。

「合格基準」って言える?「採点のポイント」見たことある?「空間構成」とは何か?リゾートホテルとはいえ、試験課題のリゾートホテル。地域住民が登場する。公共施設ってどんな建物?

利用者動線、管理動線。アプローチは?エントランスホールの位置は?受付の位置は?レストランの位置は?エレベーターホールの位置は?避難経路どうなっている?今までの経験から、説明できる?

ここを説明できるように、過去問や実例建物を見て学んで。

 (過去問は、H28年の標準解答例を見ただけ。ただ、見ただけ。どんな設計条件だったか。その条件によりどんな配置計画をして、ゾーニングや部門構成がどうなっているのか。ボリュームがどうなっているのか。過去問や実例建物の勉強の仕方もわからなかった。)

答えられない、わからない、そんな自分を恥じて「試験の本質」の部分を勉強すると思う。

 

初受験の時は、試験の全容、全体像がわからないから、そもそも自分のレベルも把握ができていなかった。

当時通っていた資格学校では、試験の「真相」というか「本質」というか、「合格基準」や「採点のポイント」などの「基本」を教えてもらわなかった、知らなかった。(※実際には教えてもらったかもしれないが認識も習得もできていなかった)

そのように「エスキスとは」「作図とは」という上辺だけを教わった状態で、それが「できそう」なんて感触を覚えると、本試験も「できそう」と、そんな過信が生まれる。

独りよがりで、盲目的だ。

合格を自ら掴み取る意志があるのであれば、自らを疑い、自ら動くしかない。

教えてくれる人がいないなら、教えてくれる人(教えてもらえる人)を探して。

(当時、現場監督で周りに受験している人が少なかったから気軽に聞ける人がいなかった)
(でもそれは言い訳では?設計担当や、同じ学校のプランニングが上手だったり作図が早い受験生に聞くことはできたでしょう。どんな思考回路でこのプランになったのか?担当講師の指導が気に入らないのであれば、他の講師へ相談もできたのでは?)
(全て要らぬプライドが邪魔していた。)

妙な過信なんていらない。合格するために、必要なものは何か。そして、自分に足りないものは何か?問いかけて。

プライドなんか捨てて、もっと、貪欲になって。

こんな言葉をかけたいと思う。

 

後進の「一級建築士を志す者」受験生の皆さまへアドバイス

私自身、二級建築士でストレート合格できたとか、本番に強いとか、そういった過去の成功体験があります。

そのような成功体験や、日々の実務経験がある人ほど、プライドが高く過信に陥りやすく合格までの時間がかかりがちだと感じます。

 ※本質を捉えて努力や対策ができる人であれば問題ありません。

合格するためには何が必要なのか?自分に足りないことはないのか?を常に問いかけてください。

自分だけだと、足りないことはわからないから、受験仲間や合格者に聞きまくってください。

それを見つけて対策ができたら、さらに他にはもうないのか?問いかけてください。

設計製図本試験日(2023年10月8日)に「ランク4、3、2を回避して生き残る答案を提出する」ということにこだわり、貪欲に、自分が合格するための道を探し続けてほしいです。


私で力になれることがあれば、お声がけください。

応援しています!

 

以上です。ありがとうございました!

朝喫茶室☕️_2023年(R05)について

 

やまなみ🦉が一級建築士試験の合格者として、2022年(R04)から始めた、朝喫茶室。

私や、参加してくれている方が、Twitterを通して発信をしているので
「朝喫茶室って何かな?」「2023年(R05)はやるのかな?」と思われる方がいらっしゃると思うので、ブログにします。

1.喫茶室の歴史

2020年(R02)、一緒に勉強していた一級建築士試験の受験仲間が始めました。

前段に、2019年(R01)に一級建築士製図試験対策としてZOOM座談会というものを開催されていて、その経験をもとに開かれる、ZOOM座談会よりもう少し緩めの位置付けの場でした。

※喫茶室とは、主に受験生同士でゆるめに雑談する場所(zoom)

一級建築士試験の勉強している方々と、
ゆったりとした感じで集まることが目的です。
温かい飲み物を片手に、
近況報告や気づいたことなどをざっくばらんに
話してもらえればいいなと思っています。

朝喫茶室(=モーニング)
5時半から6時半くらいの間で
自分の学習を振り返って
伝えてみたり、悩みを話したり。
みたいな☕️

朝喫茶室は、2021年(R03)も年間を通じて開店され(試験の話だけではなく、色々な交流や情報交換をしました)、2021年12月に、やまなみは一級建築士 設計製図試験に合格しました。

なお、2022年に従来の朝喫茶室は、喫茶室《☕️》として開催場所をTwitterのスペースへと変え曜日時間を含めて不定期開催となりました。

 

2.やまなみと朝喫茶室

私は、朝喫茶室を2022年(R04)に、課題公表後から、2020年・2021年の朝喫茶室を(勝手に)引き継ぐような形で始めました。

 

始めたきっかけとしては、やはり、上記1.喫茶室の歴史で紹介した過去の朝喫茶室が自分にとって心の支えになっていたことが大きな理由です。

喫茶室への参加が合格に直結したというわけではないですが、間違いなく、合格の糧になりました。

私自身、毎週水曜日の朝開催というのが良い勉強のサイクルになっていて、また、アウトプットできる場、思考や気持ちを整理することができる場でした。

そして、一級建築士試験を勉強している同じ環境の人たちと交流できる貴重な場でした。

 

自分が合格者という立場で開催するモチベーションとして

試験を受験する方がこの会に参加してもらうことは、自分が参加者を合格に導くことが目的ではなくて、自分がしてもらったことと同じように
参加者が自分の思考を整理することを目的にしていて、それが合格の一助になればいいな

という想いでした。

 

3.朝喫茶室の営業

↓は、2022年(R04)開店時のツイート。

 

毎週水曜日の朝に、朝喫茶室のZOOMに入室いただき、ひとり10分程度で
先週行ったことと、今週の目標などをお話しいただきます。
仕事や身の回りのことなどの雑談でも大丈夫です。

基本的には「相談の場」ではなく、「アウトプットの場」です。

水曜日以外に《臨時喫茶室》といって、平日の夜や休日の朝に、疑問点の解消やエスキス手法など長時間のディスカッションの場とすることもあります。

 

4.2023年(R05)朝喫茶室について

■運営方式は、2022年(R04)(上記3.朝喫茶室の営業)と同じ方式で行います。

■新規の参加については下記になります。

(1)基本的に、新規の参加者募集はいたしません。

(2)例外としては、2022年(R04)朝喫茶室の参加メンバーの方に紹介いただいた方とします。
 また、過去にやまなみと一緒に勉強をしていただいた方や、2022年に参加表明いただいた方で、定員オーバーの関係でお断りした方は2023年の朝喫茶室に参加いただけます。

(3)2022年(R04)に一級建築士試験に合格された方で、上記1〜3について理解・賛同いただける方はぜひ後進の受験生のサポーターとして参加ください。(チャットでコメントをいただいたり、喫茶室終了時にコメントをいただく場合があります)

 

参加を希望の際は、TwitterのDMにてやまなみ🦉まで連絡をお願いします。

 

5.さいごに

私の受験歴が長いこと、また、受験時代から発信を続けていたこと、そして、昨年、有難いことに「やまなみ🦉」アカウントが大きく成長し、かつ、Twitter一級建築士界隈のアカウントが最近大幅に増えたことから

自分がやりたいことを、自分のできる範囲を考えて、このようなブログで朝喫茶室について周知する形をとらせていただきました。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

長くなりましたが、以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

Private Log②_10年日記・年頭所感

2023年、明けました。

昨年は更新頻度が極めて低くなりましたが、本年も細々と続けてまいりますので、本ブログをよろしくお願いいたします。

 

2023年最初のブログは・・10年日記について、書きます。

 

 * * * * *

 

10年日記は、A4サイズの分厚いノートのような感じで、1ページが、●月●日のページになっていて、10年分の●月●日について書くことができる。365ページあって、毎日、1ページずつ進めていく感じ。

私が使っている日記帳は、1年につき4行だから、天気や気温、その日食べたもの、起こった出来事、体調など書くとすぐに埋まる。

 

私の10年日記の歴史は、2004年の誕生日プレゼントとして親にリクエストして買ってもらったことが始まり。

1冊目はまさに青春真っ只中の(こっぱずかしい)記録が残っている。

今は2冊目、そして、今年は9段目。

 

巻頭に付録でついている年頭所感。

年頭所感は、1ページに2年分書ける。全部埋めようとすると結構文章量が多くて大変。

 

2005年から書き始めてたけれど

2007年から、〇〇期という、この一年をどういった年にするか、どういった年になるかを考えて名前をつけていた。(半ば無理矢理つけている年もある)

今年は何期にしようか。

せっかくなので、〇〇期と、その年に実際に起きたことを資格試験に絡めながらまとめてみる。(完全に自己満足です)

 

2007年 体験期

2008年 習得期

2009年 成長期

2010年 決断期  

2011年 促進期  二級建築士受験、ストレート合格

2012年 把握期

2013年 実践期

2014年 挑戦期  仕事激ヤバ→資格とって転職したい

2015年 継続期  一級建築士勉強開始

2016年 奮闘期・忍耐期 受験資格満たして学科初受験

2017年 変革期  学科通過、製図初受験ランクⅡ

2018年 邁進期  結婚、部署異動、1級建築セコカン、製図ランクⅡ

2019年 堅実期  角番台風延期→12月受験

2020年 躍進期  製図ランクⅢ、コロナ禍、学科復活、製図ランクⅣ

2021年 守備期  昇進、製図ランクⅠ(合格)

2022年 かいしん期(会心・開進) Zoom講義、朝喫茶室、ITP

 

2023年 育成期 とする。

 

仕事で、新規のシステム開発案件があって、そのシステムを作って育てていく。

朝喫茶室も、今年は課題公表前から行うので、一年かけて育てていくイメージ。

プライベートのことも、諸々、徐々に、育てていく。🪴🏡

 

 * * * * *

 

ブログにまとめることで、無事、2023年の年頭所感を埋めることができました。👏

年々、行を埋めるのが大変になっている気がする・・字が小さくなっていたり、哀しいかな、言葉が出て来なかったりすることが原因かな。

 

ここまで私的なブログに(ブログは私的なもの?)お付き合いいただきありがとうございました。

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2023年1月7日 やまなみ

 

 

 

 

 

 

後日談⑦_免許交付。免許申請のこと。

 

ようやく・・!免許が届きました。

 

諸事情により、申請書の作成に時間がかかりました。

実務では使用しないため、特段、急がなかったのもありますが・・。

 

申請は、オンラインで行いました。

参考として、私の免許申請の記録を残しておきます。

免許申請記録

反省点として・・

免許の交付は、建築士会へ取りに行くのではなく、レターパックプラスを同封して自宅に郵送する方法を選択したのですが

レターパックプラスの返送用封筒に記載の、「伝票のお問い合せ番号」を控えておけば、自分で運送状況を確認できたな、と思いました。

trackings.post.japanpost.jp

 

もし、郵送での交付を希望する場合は、返送用封筒の「伝票のお問い合せ番号」を控えておくことをお勧めします。

 

 

これで一段落の気分ですが、引き続き微力ながら受験生の皆さんのサポートをさせていただこうと思います。

 

 

では。

 

 

 

 

 

Private Log①_ひとりの約束

 

いつも本ブログをご愛読いただきありがとうございます。

久しぶりの更新になります。

 

一級建築士の受験にまつわる切っても切り離せないプライベートな話。

 

暗いけど未来に向けて前向きです。

長文ですが もしお時間ゆるせばお付き合いください。

 

 

 * * * * *

 

 

先日、母方の祖父が亡くなった。

百三歳の大往生だった。

 

報せを聞いた時から毎日のように泣いていた。

たぶん親戚中で誰よりも一番泣いた。

お別れをして、ようやく落ち着いてきたが、涙腺がかなり緩んでいた。

 

 

 

遡ること10年以上前。新卒の頃。

 

祖父母は二人で、敷地100坪、木造二階建て30坪くらいのお庭が立派な家に長年住んでいた。

 

祖母の具合が悪く入院となり、その時、親戚の中で動けるのが私くらいだったので

病院までのアクセスが悪いので、納車して1ヶ月の車と心許ない運転で祖父母の元へ向かった。

 

祖父はその頃から一人では外出できなくて

私だけで祖母の入院している病院へ行こうとした。

普段寡黙な祖父が、「私も連れて行ってください」とお願いしてきた。

断って留守番をお願いした。聞き入れたと思いきや

いざ車に乗って出発しようとした時、助手席に乗ってきた。

車の運転もまだ怪しいのに、乗せていくのか?

迷いはあったが懇願する祖父に折れた。

 

一緒に病院へ行くと祖母は驚いていたが、とても嬉しそうだった。

祖父はベッドで寝ている祖母の隣に座り、祖母の手を握り、祖母の様子を心配そうに、無言で見つめていた。それでも対面することができて、安心したようだった。

私は祖母の食事の手伝いと、衣類の交換などをした。

長居はせずに帰った。

 

社会人一年目だったことや、初の車での遠出だったこと、一人で祖父母に会ったこと、祖父母が互いを思い遣る姿。

その時の空気や風景が、今でも色濃く記憶に残っている。

 

 

母は3姉妹で、それぞれ3姉妹は祖父母から離れて暮らしている。

3姉妹(+私含む孫たち)が集まるのは盆正月。

 

祖父母の家は老朽化しつつあるが、今後どうするのか。

そんな話が徐々に出てきた。

 

祖母は、私が訪れてから約3ヶ月後に亡くなった。

その時のことは手記に残していて、不定期に振り返っていた。

もちろん今回のことで手記を振り返ったのもあり、かなり感傷的になった。

 

祖父は施設へ入所することになり

その家は、空き家になった。

 

いつからか、私がその家を継ぎたいと思うようになった。

 

今は結婚したが、その時は結婚を考えていなかった。

その家がある所で結婚相手を探そうとも考えていた。

独身でも、その家を継ぐことを認めてもらうために自立した力があれば良いと考えた。

一級建築士を目指した理由の一つだった。

一級建築士を取得したら今の仕事を辞めて(当時は現場監督)、その家の付近で転職したらいいと考えた。

 

お彼岸の時期には墓参りに行き、帰省のたび仏前に座っては

今年こそ一級建築士に合格するからね

待っててね と唱えた。

一級建築士を目指すことは、その家を目指すことになり、自分ひとりの約束(誓いのようなもの)となっていった。

 

そうして、約8年の時をかけて、どんどんと思い入れが深まっていった。

 

 

祖父は長生きして、長くかかった一級建築士試験の合格に間に合った。

コロナ禍で施設の面会はできなく仏前で祖母へは報告したものの、祖父へ直接報告することができなかった。

 

今回、2年ぶりくらいに会い、祖父へ直接合格を報告できた。

お坊さん曰く、息を引き取ってもしばらくは耳が聞こえているとのこと。

相手の居ない約束ではあったが、自分の中で果たすことができた。

 

 

自分的には堂々とこの家を継げる意志を伝えれるのだが

そもそも「一級建築士がないと継ぐ資格がない」なんて条件はない。

そのため「一級建築士になったらこの家を継ぎたい」ということを、今まで家族や親戚に言えていなかった。夫には、ゆくゆくは・・とそれとなく伝えていた。

 

そして、いざ、本格的に相続の話になると

私自身の状況が一級建築士を目指した頃とは変わり、結婚もしたため、すぐに継ぐことができなく

そして

いとこも今すぐではないがこの祖父母の家に来たいと申し出てきた。

 

 

親戚間で揉めたくもないので私の意志は伝えず、いとこに譲ることも考えたが

私の両親が祖父母のお墓に入る希望があることや

3姉妹の相続をどうするか、この愛着のある家屋やお庭は守りたいとか

なかなか意見がまとまらず堂々巡りの状態だ。

 

難しいけれど、落とし所は

100坪の土地を分筆して、売買して、孫たちそれぞれが住むことなのだろう。

 

もしこの方向性が決まれば、自分が住む家は私が設計したいと思う。今ある庭の樹木や建具を再利用したい。

 

そうすれば

土地自体は守れるし、両親の希望を叶えれるし

私の密かな約束も、野望も果たされるし

自分の努力も報われてくる気がする。

(これから益々努力しないといけないけど)

 

 

今現在、私が暮らしている環境はとても快適で

だからこそ環境を変えたくても変えることは難しくて

一歩踏み出すことができていなかったけど

今を転機に変わりたいと思う。

 

 

早速、分筆した場合のプランを考えてみたりして楽しんでいる。

 

上手くいくかわからないが、前を向いて、自分が大切にしたいことは何かを見つめ、信念を貫いていきたい。

 

 

 

 * * * * *

 

 

 

かなりプライベートなお話でしたが

ここまで おつきあいいただき ありがとうございました。

 

色々と知識をつけて頑張ろうと思います。

 

また、今後は、試験と関連したプライベートなことについても触れながらブログを更新していこうと思います。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談⑥_やまなみ属性②

 

先日の #イチケンZoom講義R040326 で出てきた「感覚派」について

本物の「感覚派」と自負?しているので、少し記事にします。

※前回に引き続き持論です。

 

講義内では「理論派」という評価を頂きましたが、分析というか「よく考えることが好き」というだけなんです。

エスキスは、むしろ「感覚派」でやろうとしていて上手くいかなかったため、

令和3年は、苦手な「論理的に」進める方法で訓練しました。

そう、それは、両手を後ろで縛ってエスキスをするという、修行でした。

 

いわゆる「感覚派」の人について考えてみました。3パターンあるのかなと思います。

 

①雰囲気でなんとかなるスーパー感覚派

②順序だって論理的に進めるエリート感覚派

③雰囲気でなんとかなると思ってもなんとかならない空回り感覚派

 

①はセンスとかあって(いわゆる才能をお持ちの天才肌?)、的を得ることが得意で、プランは1パターンだけ作って合格される、一発合格パターン

②は①とは少し違うけれど的を得ることが得意で、効率的で論理的な思考が感覚的にできて、一回目、もしくは二回目で合格できるパターン

③は的を得ることが苦手で、でも雰囲気でやろうとして、合格まで苦労するパターン(やまなみ属性)

 

少し話がそれますが、以前に合格者の方と、タイプ別勉強法診断作れるよね!という話をしていました。少しでも合格に近くなる方法を案内できるんじゃないかなと思います。

まずは、自分がどのタイプなのか、認めることが一番大事です。

私は、角落ちしてさらに4回目落ちるまで、「③空回り感覚派」のタイプだと認めたくなかったので、特に「自分のタイプを認める」ことは難しいことだと思っています。

 

前回のブログ やまなみ属性の続きにもなるのですが、

私は、一つ一つ進めることが苦手で、なので雰囲気で行ってしまいます。

そういった特性の人っていると思うんです。(最近流行りの英語のヤツでは括りたくない)

自分で例えると、簡単な組み立て作業が必要な家具を購入した時に取扱説明書を読まないで組み立てようとして、うまく組み立てられなくて疲れるタイプ 苦笑

取説を読んでいないくせに、できないーって言って、落ち込むんです。でも成功体験の印象が大きく、いつもとりあえず取説を読まずにやってみようとするのです。

あと、取説をきちんと読んでないくせに、この取説わかりにくい!とか勝手に憤ったり。(よく読めば書いてあるのに)

こういうところも感覚派なのかなと思います。

 

と、少しお話しするつもりが長くなってきました。

 

何が言いたかったかというと、

色んなタイプの人がいて、感覚派の中でも「③雰囲気でなんとかなると思ってもなんとかならない空回り感覚派」のような人は、

独創的すぎて試験元に寄り添えないので、それなりの対策をしないといけないと思います。という事です。

 

「③空回り感覚派」の人は、「①雰囲気でなんとかなるスーパー感覚派」のエスキスを真似ても、自分自身の根本的な不合格要因(思考やプロセスの癖)の解決には直結しないと考えます。

 

私は、4年目の不合格直後、「①スーパー感覚派」の人のエスキスを真似しようとしました。

そこを、Kadさんに止めてもらったのです。

(イチケンZoom講義R040219の時にお話しした「ちょっと待てが入った」時です)

 

その後・・

私は、マーカーの色を増やしました。プログラム図を復活させました。

色を増やすことで、「自分を出さない」「感覚を制する」ことをしました。

図を書くことで、「自分の頭の中で考えない」「体系化する」ことをしました。(プログラム図については後日追記します)

 

イチケンZoom講義R040326の中でもありましたが、人によって、合格者のエスキス手法が「合う、合わない」あると思います。

でも、合わない理由が「苦手だから」というような近道行動はしてはいけないと思います。

今の時期は、「自分が合格するためには」を追求し、ともかく試してみることが大切だと思います。

 

6.5時間のタイムマネジメントから総合的に見て、

ご自身が、どこに躓いているのか、きちんと見極めて(できないことを認めて)、自分に合う方法を見つけることが大事だと思います。

 

長くなりましたが、どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

では。